バイアウト経験者が気になったサイトM&A案件(2024年2月)

2024年2月3日2024年2月9日

2024年2月の気になったサイトM&A案件のまとめ。

月間17万PV 利益5万円エンタメ系雑記ブログ 96万円

エンタメ系の雑記ブログ。ディズニーや映画、ドラマなどの情報を書いている様だ。2023年1月から運用を始めて1年で17万PVとはかなりやり手の運用者だと思う。

実際、中古ドメインを使っている。

PER19ヶ月分。サイト売買の相場通りといったところだが、収支を見ると11月以降に跳ねており、不確実性が高い案件だと言える。

収益方法はアドセンスなので、PV数を担保・向上させていけるかが鍵になりそうだ。

エンタメコンテンツを普段から消費しており、かつ記事化させる時間と労力がある人にお勧めしたい案件。

2021年3月新規ドメインのブログの売却案件。記事数940件なので、毎日1件は最低でも配信していた計算ができる。

ジャンルとしては以下。

▼ジャンルの例
日用品：ファッション / 便利グッズ / 家電など　
エンタメ：出演者 / 音楽など　
グルメ：メニュー / 予約方法など
イベント：季節のイベント情報

家電やエンタメ、イベントはトレンド性があるため、毎年新しい検索ワードが生まれる。PER5年と相場からは割高。しかし、2023年8月までは8万円以上の売り上げがあるので、復調させることができればもっと早く回収・収益化ができるようになりそうだ。

流行をキャッチアップしこまめに記事配信・更新を行いつづける体制があるかどうかが判断軸となるだろう。

メンズファッションブログ。メンズファッションブログは個別のアイテムごとの検索ワードをいかに早く、順位を高くSEOできるかの勝負となる。

普段からファッションに抜かりがなく、更新性と情報の鮮度を担保していけることが重要となるだろう。

直近1ヶ月の利益に基づくとPER4年と相場より高めだが、2023年度は40万の利益があるようで、この状態を維持できれば1年で投資回収できる計算になる。

トレンドに左右されていないSEOワードをどのくらい獲得しているかは確認が必要となるだろう。

PER1年での案件。DR、DAともに30と、ドメインだけでも価値のありそうな案件。

現状はアドセンスのみで収益化ということだが、どういったクエリを獲得しているのか気になるところだ。クエリ次第ではVOD案件に繋げることができそうだが、聞いてみないとわからない点が多い。

UREBAはラッコと比べて割安案件が多い印象だが、GA等と連携した情報がないので、怪しさが拭えない案件が多い。

買う判断は各種ツールのエビデンスベースで判断できた上で行いたい。