ABOUT

関西学院大学在学中にデザインを独習して今はUIデザイナーとして働いています。学生時代はアフィリエイトで生活してました。

すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる。

伊集院静

往々にして、ハウツーのような「すぐに役に立つ情報」は、すぐに役に立たなくなります。一方、哲学・教養といった「すぐに役に立たない情報」というのは、人生を豊かにしていきます。

このサイトでは「すぐに役に役立つ情報」と「すぐに役に立たない情報」のバランスを取りながら、「大学生の頃の自分に伝えたいこと」をコンセプトにデザイン/技術/思考・哲学/事業作りの情報発信をしています。

高校時代

部活を辞め、エネルギーを注ぎ込む対象を見つけることができず毎日悶々とした毎日を送った非モテ高校時代。

時間を持て余して自転車で地元付近をうろうろしている時にふと「友達は部活に打ち込んでるのに俺はいったい何をしているんだ…」と、急に我に帰り「なにかを変えよう」と決心し偏差値40台から猛勉強。高校一年生の時は320人中300位の学力だったが一年で合格ラインまで引き上げ現役で関西学院大学に合格した。

大学時代

もう勉強の末、志望の大学に入りサークルやバイトを励んだものの「なにかを変えたい…」と結局高校の時と同じ気持ちになる。自己啓発本を読み漁り友達と話が合わなくなる。だいたい読み終わった後に「俺はなんだってできる!」系の鼻息荒い気持ちになるものの、一時的なやる気上昇の域から出れず何も変わらない毎日を送った。

自己啓発本を300冊くらい読んでから「…あれ、もしかして行動しないと自分って変わらないんスカ?」と気づき、長期インターンや投資、バイト以外のお金稼ぎにあれこれ手を出す。

大学2年から4年まで取り組んでたこと

  • 営業の長期インターン(地獄)
  • 新卒採用コンサルティングの会社でマーケティングのインターン(ほぼテレアポ)
  • 株式投資(見事に10万スッったんすわ)
  • プログラミングの勉強
  • 起業
  • 学生団体
  • ヒッチハイク

いろいろ手を出してみたものの、結局これといったものは見つからず2年休学。そして休学中に「デザイン」に出会い漸くやりたいことが見つかる。

大学時代にUIデザインを独学した話

プロフィール

意識高い系のイタい大学生から新卒スタートアップ、起業と経て大企業勤めのUIデザイナーとなりました。

周り馬鹿にされたり、回り道をしたり、失敗を積み重ねました。しかし、だからこそいま、地に足ついた考え・行動ができ、そして結果を出せていると自負しています。

現在のキャリアに明らかに影響をもたらしているのは、バズとは無縁の無数の個人ブログ達でした。「大学生 何かを変えたい」「人生を変える方法」みたいなバカみたいな検索ワードで見つけた匿名ブロガーの、匿名だからこそ言える本音や現実に叱咤激励され、少しずつ考え方を吸収したからこそ今に続いています。

このブログが目指すところも、あの日見た個人ブログ達と同じく、誰か一人だけの考え方を変える無数の個人ブログの一つとして「何かを変えたい」という思いだけが先行してエネルギーを注ぎ込む対象が見つからず悶々とした日々を送る大学生に届く記事を目指しています。

性別
年齢27歳
職業UIデザイナー
趣味事業作り
居住地東京
サイト設立日2021年1月
URLhttps://shortcat.jp

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問い合わせ

大学生の頃、匿名のブログにメッセージを送ったことがある。

その記事の内容はたしか、「大学生はとにかく本を読め」といった主題だった。私はちょうど自己啓発本を300冊読んで「なんも変わんねぇじゃねぇか!」と考えていた頃だったので、「なぜ私は本を読んでも人生が変わらないのか」「読む量が足りないのか」「もうどうすればいいかわからない」といった悲壮感漂う痛い内容の拙い文章を送った。

普通は「そんなん知らんがな」で無視するだろうが、その方は丁寧に長文のメッセージで返信をしてくれた。

「まず貴方はこれまで読んだ本の冊数を誇っていい。普通の人は自分の人生を真剣に考えないし、本を読もうとも思わない。ただ流されるまま生きているだけ。しかしあなたは違う。本を読むという行動に起こして、匿名ブログにメッセージを送ってきた。そんな行動力があるのは100万人いて1人くらいの割合だろう。そのことをまず誇ってほしい。そして、次はその行動力を活かすように頭を使って欲しい。」

上記は一部抜粋で、思い出しながら書いたのだが、おおよそこのようなことが書いてあった。

内容はまぁ正直ありきたりだ。しかし、悩みを受け止めてくれる人がこの世界にいたことを確認できたことが嬉しかった。そして、どんな本に書いているような「行動が大事」よりも数万倍身に染みた。

その後、残念ながらそのブログは閉じてしまった。ただ、いつか何かの形で「あの時助けてもらった鶴です」と伝えたい。

もし、あなたがなにか相談したいことがあるなら、メッセージを送って欲しい。その行動が少しだけ人生を良くする一歩になるかもしれない。