アーティストのように生きる

生きるために事業をやってる。食うためじゃない。何度も何度も承認欲求に飲まれ、他者の目に怯え、社会からのレッテルから逃げるように生きてきた。でも、それでも俺が希望を持って今日ここまで生きて来れたのは、事業造りという希望があったから。そりゃ人目に触れない一円も稼げない事業を作ると、悔しいし、費やした時間がバカバカしくなる。けれど、それでも、事業造りをやめたくない。きっといつか、作り出した事業が当たる日が来ても、事業づくりはやめないだろう。事業づくりは俺にとっての希望であり、今日死にたくならないための水であり栄養。画家や音楽家が食うものに困っても創作によって明日生きる糧にするように、俺も、事業作りによって明日生きるための糧にする。創作している自分に酔いながら、創作している自分を肯定できる時間を作りながら、日々の苦しいこと、辛いこと、泣きそうになること、逃げ出しそうになることから、一時的にでも逃避できる場所が、PCという名のアトリエ。

人間だから、他人との比較で劣等感に苛まれることもある。アドラーの考えに触れて、劣等感との向き合い方を拝借して、明日、今日、死にたくなる気持ちを抑えて事業作りに向かう。いつか日の目を見る。いや、日の目を見なくてもいい。子供が門限時間ギリギリまで遊びきるように、俺も人生の最後のギリギリまで事業作りをしていたい。ただ、それが楽しいから。そして、それが生きる糧だから。